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6月 10日(日) パリの東のはずれ、ヴァンセンヌの森ではここんとこ週末は無料でジャズコンサートをやっております。、気持ちよさそうなのでビール瓶とツマミとローラーを持って行ってみることにしました。初夏の夕べにビール片手にジャズ、21世紀のパンと見せ物の国はやることがオシャレでいいっすね。 友人と二人入場料10フランを払って森の中の公園へ。金を取るだけあって美しい公園です、ざくざく歩いていくとすでにコンサートは始まっている模様。かぶり付きの屋根つき席はコアなファンと無料ライブマニアによって占領されておるので、我々はその近くの見晴らしのいい芝生の上で日光浴をしながら酒盛り。本日の出演者のマルシオ・ファラコという人は涼しげなボッサノバ系ギタリスト兼歌手。素敵な公園に爽やかなボサノバ、そして美味い酒、絶妙なシチュエーションですな。と思ったら、いきなり曇り始めて結構寒くなってきて鳥肌がたちまくり。友人に上着を貸していただいてしまいました。まだまだパリの気候は不安定でございますな。 んで、コンサートも終わり、すっかり酔っぱらっていい気分なのでローラーを履いて公園を散策することに。緑の中を駆け抜けるのは(上手な人だったら)さぞや気持ちいいことでしょう。私も未だに上手に滑れないのですが、よっぱらって気分だけは上級者なので、きっと楽しく滑って転べるはず。しかし、鼻歌まじりに防具を装着していたら、どこからか水野晴郎のコスプレをした公園係員二人組が自転車に乗り付けてやってきました。「この公園はローラー禁止だっちゅーの」だそうな。ちぇ、さっきまでいなかったくせに何処から湧いて出てきたんだこいつら。この公園に来た目的の約半分はローラーの練習だったのにのになあ。。。 きまりはきまりなので、しょうがないので従わねばなりません。有頂天になっていた酔っぱらいのテンションは人の倍の速度で奈落の底まで落ちていきます、しょぼん。ふと我に返ると気温は更に下がっており体はさらに冷えている、ビールばっかりのんでいたので膀胱はぱんぱん。しょうがないので、公園の外の冴えないカフェでトイレを借りて、もう夏だというのにカフェオレなんぞを注文してしもうたよ。 6月 9日(土) ここんとこ毎日、朝起きて台所に行くと、台所が水浸しになっているのです。冷蔵庫の下から水が溢れているようです、はて? まあ、拭けばいい話です、しっかし気味が悪いっすよ、まったく。毎日毎日雑巾がけ、寺の坊主のような生活だなあ。 んなふうに水浸しの原因を突き止めようともせず、のんきに過ごしておりましたら、あらあら。朝起きたら、冷蔵庫が貼りついている壁の反対側、すなわちおいらの寝室なんすが、そこの壁が濡れてびちょびちょになってるじゃありませんか。あれれれれ? 眠くて頭がよく働きませんが、これはもしかしたら大事件? よく考えてみよう。 ・台所の下から水が溢れている→台所の床はタイルで水が下から湧いてくる訳がない。→じゃあ横か上から水が湧いているということか? ・結露とかそんなレベルじゃなくて容赦なく壁が濡れている→反対側の水が染み出た?→いやあ、染み出すといった感じじゃないよなあ→じゃあつまり上から水が降りてきている? ・以上のことをふまえて考える どうやら壁の真上から水が滴って、壁を分けて二つの部屋に降り注いでいる→わき水?わーいミネラルミネラルー→ここは日本アルプスでもエビアンでもない普通の近代建築のアパート、わき水なんて出るわけありません→すなわち階上が水漏れしてんだってばさ、わーいとかカマトトぶってんじゃないよ、ゴルア、一瞬で気付け俺様! うぉう、そうか水漏れだったのか。これが噂のフランス名物水漏れってやつか。絶対体験するとは思ってなかった水漏れだ。なのに大家さんは日本だ。こいつは困った!ほんと大変だ! そもそもどこから水が漏れているのか・・・ 壁に耳を押し当ててみると、小さな音で、ぴっちゃん・・・ ぴっちゃん・・・ と音がするのが分かります。気持ちがわるいのう、けれども冷蔵庫は重くて動かせないし、水道屋さんの頼み方もよく分からない、というかそもそも階上の住人の水漏れをオレが手配してよいものなのか? うー、困った困った。 ということで、困ったときの管理人さん頼み。辞書で「水漏れ」という単語を引いて、紙に書いて、すんごい困った顔をして尋ねてみます。んで、管理人さんに「水漏れしてて困っています」と言ってみましたが、管理人さん曰く「んじゃあ、裏に水道屋さんがあるから自分で読んでみなよ」とか言って取り合ってくれません。どうやら、おいらの家の水道管が水漏れしたと勘違いしているみたいなのです。「のんのん、そうじゃなくて上の人の水漏れなのです」と説明してはみるのですが、上手に伝えることができません。しょうがないので強硬手段。むりやり管理人さんの腕を引っ張って現場に連れて行くことにしました。んで、現場を見せたところ管理人さん曰く「あいやー こんな酷いのみたことないようー」水漏れ初体験のおいらには、水漏れのレヴェルがよく分かりません。んでも、管理人さんが言ってるんだから酷いのでしょう。急に怖くなってきました、どうしようぶるぶる。管理人さんは頭を抱えながら「10分待ってね」と言って走り去っていきました。え〜 やだよう〜 待ってくださいよう〜 私はどうすればよいというのだ。とりあえずすることがないので泣いておこう。 んで本当に10分後、玄関のチャイムが。水道屋さんです!あんまりにも早く来たのでびっくり仰天。彼は素早く脚立を組み立て、天井の湿り具合をチェック。耳をそばだてて聴いてみると、天井の具合は「メルド」で「カタストロフ」らしい。水道屋さんが言ってるのだから相当メルドでカタストロフなのでしょう。そんな状態だったとはつゆ知らず・・・ あいや〜 どうしたものかのう。 んだけども、水道屋さんは「これは上の問題だから、今から上に行って直してくるよ。あなたはもう家を出て遊びに行ってもかまわない。帰ったときには治っているから」と頼もしいお返事。ほんと素晴らしいね、プロフェッショナルやね。もう雑巾がけしなくて済むわけだね。涙クンともさよならできました。ああよかったよかった。朝っぱらからテンションが上下しまくりで非常に心臓に悪い一日でございました。でも濡れた壁はどうしたらよいのかしら。。。 6月 8日(金) 友人の誕生会をサンパなブラッスリーでお祝い。ここの店主のおっさんは、見た目はセイウチにそっくりなのにもかかわらず、モモというかわゆい名前でありまして、んでもって料理は安くて美味しいのです。金曜の夜だからか、店内にはジャズの生演奏。モモのおじさんも機嫌がよろしいらしく、ときどきプリプリ踊っています。美味しい料理と素敵な(しかし楽団との距離が近すぎて対面とおしゃべりしても話す言葉が届かない)音楽。 隣には素敵なフランス人男子。これで、ぺらぺらとお話できたら最高なのですが、そうはいかないのが悲しいところ。 んでもって、帰りにタモリpar篠山紀信という、すんごいグラビアがついてるフライデーをいただく。なんと格好いいタモさん、こんなに渋いタモさん久しぶりです。篠山さん、流石一流写真家なだけあります、グラサンの奥の憂いを余すところなく激写しております。深刻なタモリ不足に喘いでいた私にはたまらないお写真です。家に持って帰って額に入れて飾って、時間があったらスキャンして壁紙にしよう。 6月 7日(木) 昨日に引き続きジョレスの労働事務所へ、今回は朝一番です、誰にも文句は言わせないよ。本日は労働許可を申請に来る人々は少なめ、20分ほどしか並ぶことなく難なく窓口へ行くことができました。窓口のおばはんはとても怖そう、絶対難癖付けて来るにちがいない、なので、あらかじめ「ワーホリのビザなので滞在許可証は持っていません」と宣言して書類を提出。すると、そのおばはん「あー、知ってる知ってる、そのビザ知ってる」と言って下さいました。闘う気満々で行ったのでちょい拍子抜け(けんかは嫌いやけど)。しかし、「でも書類が足りないよ、帰りの航空券のコピーがないと労働許可は発行できませんよ」と言われていつもの通り書類を突っぱねられてしまいました。 ? そんなの必要だっけ?前は必要なかったけれども・・・ しかし、ここはフランス。毎年、毎月、毎日のように法律が変わるので、文句を言ってもはじまらない、しょうがないので家に帰って帰りの航空券をスーツケースから引っ張り出して、押入からコピー機引っ張り出してコピーして、午後一番でもう一度事務所に乗り込みました、今度こそ・・・ んで、今度も20分ぐらい並んで同じように「ワーホリのビザなので云々」と宣言して書類提出、今度のお姉ちゃんも「あー、知ってる知ってる」と言ってくれました。漸くビザが認知されてきたみたい。素晴らしいことです。しかし頑張ってコピーした航空券のコピーは「これは必要ないよん」と言って突っ返されてしまいました。ムキー、なんなんですかいったい、ぷんすかぷん その後仕事を終わらせ、夜からソニック・ユースのライブを見にオランピアへ。オランピアはフランスの武道館みたいなもので、他にも音響のよくて沢山人がはいるライブハウスはいっぱいあるのですが、いちおうこの館でライブをやると一流アーティスト、ということになるらしいです。劇場としてつくられているので、もちろん武道館より音響はぜんぜんよくて、微妙にスロープがついているので遠くの方にいてもしっかりと舞台の上の出演者を見ることが出来るいい感じの会場です。床がふわふわの絨毯なので豪華な気分にもひたれます。 んで、そんな格調高い会場で売られている一枚100フランのTシャツを買ったら「本日のプログラム」とかいう紙がついてきました。 ? ロックなライブなのにプログラム?ざっと見ると、ケージとかライヒとかオノ・ヨーコとか頭の良さそうな人が好んで聴きそうな人々の名前が沢山かいてあります。 ???? 詳しく読んでみると「20世紀の代表的な音楽家の人々の作品をソニック・ユースが演奏するんだぴょん」、みたいなことが・・・ うむむむむ、そういえばツアーのタイトルは「Goodbye 20th Century」だった・・・ あちゃ。 そんなこんなでライブが始まりました。第一部はサーストン・ムーアとジム・オルークの二人での「爆裂ノイズバトル大会」。なんていうんですかねぇ、まぁ、この・・・ 二人とも嫌いじゃないので・・・ つか、好きだから行ってるわけで・・・ でも・・・ おいらの内部に芽生えたこの気持ちはなんなんだろう・・・ そんな二人のライブはダラダラと盛り上がるわけでも盛り下がる訳でもなく淡々と続き、バリ島のガムランの如く突然終わりました。うーん。 んで、50分近く待たされた第2部。オノ・ヨーコの作品をキムちゃんが披露します。ただ奇声を発するだけです。あとユリイカ丸写しで卒論を作る学生が頻繁に取り上げるケージとかライヒとかなどを「ソニック・ユースなりに」カバーをしてます。電気の音でもアコースティックでも楽器が違っても、この手のものって違いがあまりないから・・・ ライブが進むにつれて、ノリノリだった生え際の後退が進んだ往年のニューヨーク大好き少年達はどんどん帰っていきます、或いは座り出す人々続出。演奏がだるくなってきた友人は途中で抜け出してビールを買ってきてくれました。 結局オリジナルは最期の一曲とアンコールの一曲だけ。うーん、こういう演目だと知っていれば、それなりに頭を切り換えて楽しめるはずだったのだけど・・・ というか、この手の音楽は大好きなのです、ほんとなんです。けんども、けんどもな、この手の音楽を素の状態で聴いた時、自意識過剰まるだしで得意満面になって語っていた青臭い学生時代のことを思いっきり思い出してしまって、「好き」とかよりも「こっぱずかしさ」が先に立ってしまってちゃんと楽しめないのです。自分の問題なのは分かっているのですがなあ、、、己の予習不足を後悔します。 6月 6日(水) ジョレスの労働事務所に労働許可の申請をしに。こっちで大して働いていないのに拘わらず何度も何度も通っています。労働局に勤めているくせに、自分の国の労働ビザがどうなっているのか分かってない職員さんばかりの労働局、老兵のおいらには毎回ケンカが出来るほどのエネルギーはありません。あらかじめワーキングホリデービザについてフランス語で説明がされている紙とビザのコピー、労働契約書、切手付返信封筒を持って午後一番で乗り込みます。一回でパスするといいんだけども・・・ しかしなんと準備万端で行ったにもかかわらず、ここの事務所は水曜の営業は午前中のみでした!あいやー、きちんと働けや ゴルァ!思いっきりテンション下がりまくり。んでもって、おいらと同じ間違いをしでかしたおっちょこちょいアフリカン(ゾマホン似)につきまとわれて更にテンションが下がります。ああ、ついてない。 んで、その後仕事場へ。本日の仕事はgifアニメ作り。フランスの人はgifを「ギフ」と発音するので、そのたんびに「岐阜」とか「義父」を思い浮かべてしまいます。合掌造りのすきま風ぴゅーぴゅーの家で中尾彬とか江守徹とかにセクハラされる妄想が頭の中で繰り広げられてもう止まりません。 6月 5日(火) 名刺をイラストレータ5.5で作ってから、クォークに流し込んで、そんでもってフィルムに印刷(!)する作業をおしえていただきました。そうなのです、こっちの国では2バイト文字データを印刷屋さんにそのまま持っていけないのです。全部アウトライン化すればきっと簡単なのでしょう、けんどもそんなんしたら太っちょ明朝体てんこもりの名刺ができあがってしまうから(こっちの漢字Tシャツがみんなぽってりしているのはそんな理由から?)・・・ ということでPSフォント内蔵のレーザープリンタでフィルムに印刷してます。そんでもって職場のパソコンにはATMが入っていません。なのでモニタ上で見ると文字がジャギジャギ。ちゃんとプレビューできないで印刷するなんて、まったくもって恐ろしいことじゃ。1バイトの国では何をやるにしても困難が伴いますな。クォークの使い方もさっぱり訳がわかりませんなあ、難しいものです。 んで、本日はその会社のwebを更新する作業もしてみました、使うソフトは「Go Live 4.0(F)」。 (F)・・・ ぅぅ、読めません。。。5.0とかなりの部分が違っているように見えますが、フラ語のダイアログがわけ分からないので何が違うのかが分かりません。ビヘイビアとか開きたいんですけど、フラ語ではビヘイビアをビヘイビアと呼ばないらしいのです。あー、なんだか何もかもが面倒くさくなってきた、なのでGo Live開いているのにタグ打ちで全て入力。進歩がありません。 6月 4日(月) 気がついたら朝。起きて周りを見回したら熱く将来の夢を語っていた人々は、なんかしんないけどエロ本とプレイボーイを一心不乱に読みふけるという活動にシフトしておりまして、もちろん仲間に入れてもらいました。プレイボーイは日本ではもちろんマン太郎しか読んでおりませんでしたが(知らない間に超人オリンピックが開かれていたことに驚きを隠せません)、こっちではその「広く浅い」内容が心地よかったりします。大きな事件や芸能ニュースは主要なサイトを廻れば手に入れることができますが、B級グラビアタレントの名前とか(そんなバディを持ってらっしゃるのに小池栄子というみすぼらしい名前なのは如何なものか)、木村和久が喜んで語りそうな知識とかは、わざわざ高い電話代を払ってまで得ようとは思いませんもの。プレイボーイをこんなに集中して読んだのは生まれて初めてっす。特にフランスのボランティア体験を熱く語っていた電撃の南部さんインタビューに感動、南部さんは髪型はプロディジーなのに、フランス語がぺらぺらだそうです、だからワールドカップの時もフランスに行っていたのだね。パオパオチャンネルのプロレス天気予報のコーナーではそんな面影はまったく見あたらなかったのになあ。おいらも、南部さんぐらい(どのぐらいだか分かんないけど)話せるようになりたいものだ。 んで、明るくなってきたので辞去。てくてく歩いていたら道ばたに針のついた注射器が落ちていましたよ。針の先端にはちょっぴり血がついていましたよ。おお、さすが評判のとおり郊外って感じやな。 6月 3日(日) ワーホリ友達の料理人のお別れ会。聞いたところによると、料理人友達が集まって腕によりをかけたスペシャリテが一同に介するそうで、そりゃ行かなくちゃダメですよね。眠たい目をこすりながら家に置いてある秘蔵ワインやら秘蔵ビールを持ってパリ市近郊のパーティー会場に乗り込みます。大量のガラス瓶は重たいですが、美味しい料理には美味しいお酒がなくては始まりません。しかし最寄り駅に降り立ってから大変なことに気付きましたよ。おいらったら家の場所を忘れてしまっていたのですよ、たいへんですよ、こりゃ電話して誰かに迎えに来て貰わなきゃだわ。と思ったらあらあら、電話帳も置いてきてしまっていました。携帯の履歴を漁ってもみたのですが(電話帳機能が非常に面倒くさいのでまったく使っていない)やっぱりさっぱり見あたりません。 困ったなあ、とりあえず自力で辿り着いてみよう。一回だけ遊びに行ったことのあるその場所の記憶を脳内から掘り起こしながら郊外を徘徊します。うろうろしている間に、ビールとワインを入れていた袋の底が抜けました、ありゃありゃ。しょうがないので穴の開いた袋で風呂敷のように瓶どもをくるんでみて、そんでもって赤子の世話をするかのようにやさしくやさしく抱きかかえてみましたが、こんなんじゃ歩けやしないよまったく。二、三歩歩くたびに体制を整えなくてはなりません。 それでもなんとか見覚えのある場所にたどり着きましたが、どの建物の何階にお住まいかまでは思い出せません。しょうがないので、恥ずかしさをこらえて約20軒近くあるアパート一軒一軒に、田舎の小学生のごとく天井裏まで聞こえるぐらいの大声で友人の名前を呼んでみました。が、返事はまったくありません。それどころか近辺の若者住民達が、不審なアジア女が奇声を発しているぜ、ライムを踏みながらやっつけてやるぜ、みたいなノリで集まって来ちゃってヤヴァイヤヴァイ。あんまりにも怖くなってきたので走って逃げてみました。ああ、約束の時間を既に3時間ほど超過しています。冷やしてあったビールも抱えているうちに暖まってまいりました。テンションはどんどん下がっていく一方。こりゃダメだ、日が悪い。帰ろう、と思って地下鉄の駅の直前まで来た時に心配した友人から電話が!日頃の行いがいいのか悪いのか。ともかくご馳走にありつけます。 んで食べたものは。 ・自家製ビーフジャーキー(おいしいので作り方おしえてもらった) ・ちらしずし(いくらが入ってた) ・子牛のブランケット? とかいうやつ ・自家製アイスクリーム(バニラ)に、レンズ豆を餡のようにしたソースのやつ ・すいか などなどです。それとお酒大量。山手線ゲームとかを5年ぶりぐらいにしましたよ。んで罰ゲームが「将来の夢を語る」とかでしたよ、うーん、みずみずしいねえ、若いねえ。料理人のみなさんのビジョンがめちゃくちゃしっかりしてるので(だからフランスまで来れるんだよな)驚きです、刺激です。普段はあほな会話をしている人たちなのに、料理の話になると顔つきが変わるのが非常に面白いね。なんかトキワ荘フランセな感じです、おいらも水野英子みたいになれるとよいのだが・・・ 6月 2日(土) 昨日一日で、思いっきり言葉がダメダメだということを今更ながら実感。こんなことではダメだ、と生まれて初めて仏仏辞典とかを購入して語彙力アップを目論んでみる。とはいっても、普通の辞書ではやっぱり私のレベルには合わないので7〜10歳用の「こども辞書」なのですが・・・ 子供用の辞書はよいです。文字は大きいし、絵がいっぱい描いてあるし、なにより例文がかわいらしい。
ってな感じのノリが延々と電話帳ぐらいの分厚さ分続くのです。例文が品行方正でかなりオモロいです。 んで、辞書買うついでに「C'est facile! (簡単じゃん!)」というタイトルの料理本も買ってみました。なかなか素敵な写真が満載されていて、これならおいらにも作れそうな感じ。家に帰ってさっそく作ってみました、 が、 作り方は簡単でも、本に書いてある文章は全然簡単でなかった!買ったばかりの仏仏辞典を片手に(分かんない食材を調べるときに絵入りの辞書は便利だ)、30分で作れるレシピを90分書けて読解する羽目に。しかもC.CやC.S.などの単位の略称は、仏仏にも私が持っている全ての辞書にも記載されておりませんでした。なのでわざわざ知り合いに電話して尋ねる始末。おおなんてことだ。9時の夕飯が11時になってしもうた。たかがリゾットなのになあ。 6月 1日(金) 初仕事です。ひごろオタクと言われている私ですが、同人のほうに足を向けたことがこれっぽっちもなかったので、印刷に関しては全く知識がありません。ちょっとは手を出しておけば、大まかな仕事の流れや仕組みを理解できていたかもしれなかったのになあ、今更そんなこと言ってもしょうがないか。プリンタすらも買ったことがないのになあ。 印刷係として最初にやった仕事は「名刺作り」。フランスで日本の名刺を作るのは結構大変。漢字やひらがなの入った名刺を作ることができる現在の仕事場には仕事がひっきりなしです。印刷担当の方がちょこっと休まれていた間に入った名刺仕事は結構大量。これを私が担当することになったのですが・・・ とりあえず座った机に入っていたソフトは「イラストレータ5.5J(現在の最新バージョンは9.0)」。フランスのプリンタとイラストレータの相性が悪いらしく、21世紀になった現在でも5.5を使っているそうです。私が生まれて初めて触ったイラストレータでも7.0の時代でした。まあ同じソフトだから基本的なことは同じでしょう、と思ったらさあ大変!なんとなんとこの5.5と7.0の間には男と女の間より黒くて深い溝が存在していたのです。 まず、画面の感じも全然違うので何がなんだかさっぱり分かりません。そしてショートカットが全然違う。頻繁に使う「りんご+1(画面等倍)」が「りんご+M」に。「りんご+シフト+G(グループ化解除)」が「りんご+U」に。これにはストレスがたまります。さらにさらにGIFがインポートできないし、GIFに書き出すこともできない。これじゃ気に入った素材をネットからもってきてさり気なくトレスしてさも自分が作りました、ってなふうに振る舞うことができないじゃないか。 そして訳が分からないのがキーボード。フランスのキーボードは、アルファベットの位置が全然違う場所にあるのです。まずふだんAがあるところにQがあります。WとZの位置があべこべになっています。Mの位置がコロンの場所にあります。数字はシフトを押しながらじゃないと出てきてくれません。「しまざきわかこ」と入力するつもりが「si,qwqkizqkqko」となってしまうわけです。入力に間違えて「りんご+Z(取り消し)」を押そうとしても、Zの場所にはWがあり、大音響なエラー音とともに画面に思いっきり「この書類を閉じる前に保存しますか?」とか出てこられちゃったらたまんないっすよ、まったくもう。しょうがないのでキーボードをひとつひとつ見ながら入力していってるのですが、はぁ、ストレスたまりまくりです。 そしてなによりきついのが、みんなフランス語しか話さないこと。んもうフランス語で指示されても分かんないよう!ましてやクォークなんて! はぁ、、、、、スキルも言葉もだめな人ってほんとうにダメなんだねえ。。。 |