にっき
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7月 20日(金)
昨日はおつまみが塩辛いものだったため、喉が乾き寝る前にミニッツメイドのミックスジュースをがぶがぶコップ三倍ぐらい飲んで床につきました、
が、
このジュースが大変。どうやら生パイナップル果汁が入っていたようです。食べ物の好き嫌いはない自分ですが、生のパイナップルだけは体に合いません。よく生パインを食べて舌がごわごわになる方がいらっしゃいますが、自分の場合は同じ現象が胃の中でおこります。これはパイナップルに含まれているブロメラインという肉を柔らかくする酵素のためなのですが(豚肉料理にパイナップルがよくはいっているのはこのため)、この酵素と自分との相性が非常に悪い。酵素が胃の粘膜を押し分け、ダイレクトに胃壁を攻撃してきやがるのです。今回は個体でなくジュースだからなおさら大変、胃の蠕動運動により胃の中のジュースはあちらこちらに動き回り、行った方々で悪さをしでかすのです。いやぁ、自分の胃って、こんな風に動くんだねぇ、勉強にはなるねぇ、なんてほのぼのしてるヒマはありません。やつは巨神兵のように1度動き出したら小腸に行くまで誰にも止めることができないのです。あいたたたったた、あいた、た、あいたたた、たた、あた、あいたたた、たた、あいたたたたたた、うーーー あたたた。眠たいのに眠れない、こんな苦しみが今まであったでしょうか、いやありません。ああ、ミニッツメイドったら・・・ 濃縮果汁還元(果汁を煮詰めて保存して使う際に煮詰めた分だけ水を足す方法、酵素やビタミンは死滅)だとばかり思っていたのに・・・ ついつい油断して原材料を見ずに買ってしまったのがまずかった、しかし今更後悔してもしょうがない・・・ ニラを消化するのに時間がかかったようで、胃の痛みは夜中の3時過ぎからはじまり、6時過ぎまで断続的に続きました。そして7時起床、何も食べず仕事。「あたしってば可哀想病」とかにかからないとやってられん。



7月 19日(木)
会社でパスティスを飲む会が開かれました。私がパスティスを初めて飲んだとき、真っ先に豚の角煮の汁に砂糖を入れたものを連想しました。そんなエキセントリックな味と香りのお酒です。パスティスはアニスなどのハーブがふんだんに入った南仏のお酒、角煮の香りはアニスのせいかな? 今は飲むことが出来なくなったアブサンの代わりに作られ始めたお酒だそうでして、その壮絶な味と香りは飲む人を選びます。飴色のパスティスは焼酎のように水で割って飲むのですが、水を入れた途端に白濁しまさに大人のカルピス。あ、でもなんか大人のカルピスってえろいですね、他の形容考えなければ。
会には4種類のパスティスが並びます、ポピュラーな「51」「リカール」「カザニス」、そして名前を失念してしまいましたがマルセイユ限定の地パスティス。南仏のお酒ですので、おつまみも南仏。オリーブや感想トマト、イワシのマリネなど。あいにくの曇り空で、気候は南仏とはいかなかったのですがなかなかトロピカルな雰囲気。少しずつ飲んで味を較べていきます。うーん、どのパスティスも強烈。これを積極的に飲めるようになるにはかなりの年月が必要と思われます。でも一口飲むとなぜかやめられない。私は51やカザニスより角煮臭の弱いリカールが気に入りました。様々なハーブが混ざり合った香りが上品で、水を多めに薄めれば爽やかに飲めそう。そしてマルセイユでしか購入できないという地パスティス! これは本当においしい。南仏仕立ての養命酒って感じですかねえ、他のパスティスはコップ一杯で十分って気分ですが、これに限っては何杯でも飲めそう。やっぱ地のものはいいんだねえ。
んで、パスティスの会が終わってからは、以前いったベルヴィルの餃子屋さんへ。しかし餃子が美味しかった記憶以外はすべて吹き飛んでいます。これはパスティスのせいなんでしょうかねえ。



7月 18日(水)
昨日苦労して作ったユーロ表示のレストランメニューシールは、先方の「やっぱ見栄えが悪くなるから来年の値段改定まで待つわ」の一言で流れてしまいました、ぅぅぅ、ショックですなあ。
立ち直るための何か甘いものでも食べておきましょう。現在自分の中だけでベルギーブーム、そうだ、ベルギーワッフルを食べよう、ベルギーといえばワッフル、フランスでベルギーといえばレオン(ファミレス)、レオンでワッフルを食べよう、レオンだったらどこにでもあるし、いつでもガラガラだし、すぐにワッフルが出て来るに違いない、そして美味しいに違いない。そうだそうだワッフルワッフル。
レオンのスペシャリテはムール貝、注文すると一人分なのにバケツ一杯も貝が出てくるため腹が膨れ、未だにデザートまで到達したことがありません。レオンのメニューには写真入りで色鮮やかなワッフルが何種類も紹介されており(パフェも豪華だ)、前々から非常に気になっておりました。よって今日をワッフル記念日と定め、ワッフルだけを食べに行くことにしました。どんより曇ったワッフル日和、フラフラした足取りでリピュブリックを目指します。リピュブリックのレオンは相変わらずガラガラ、あんまりお客さんがいないので気後れしてしまいましたが、おそるおそる店に入りワッフルを食べたいことを店員に伝えたら・・・

「ここはレストランだっちゅうの、デザートだけの注文なんて受け付けられないっちゅうの」

とか言われ、怖い顔をした店員に追い出されてしまいました。。。。お客さんいないんだから入れてくれてもいいのに・・・ ファミレスなのにプライドだけは一流店だからこまったものです。けれどもワッフルが食べられなかったのは大ショック。あちこち放浪し、ベルギー本店つながりということでクイック(フランスにはマックとクイックしかバーガーチェーンはない)にふらふらと入ります。傷心のあまり適当にセットメニューを頼んでしまったら、それが「おまけつき」セットだったようで、見たこともない変なキャラの絵が入ったガラスコップを無理矢理プレゼントされてしまいました。こんなもん欲しくないのに・・・ ただワッフルが食べたかっただけなのに・・・ ワッフルはベルギーに行くまで食べることが出来ないのでしょうか・・・



7月 17日(火)
ユーロ絡みの仕事が来ました。通貨が実際に出回るのは来年のことですが、銀行が積極的にユーロ建て小切手を配っているので、気の早い人々が「どれどれ使ってみようか」気分になっているらしいのです。のんきなレストランは未だにメニューをフラン表示しかしてなかったりしますので、こんな事態に慌て気味。慌ててメニューを直す依頼がやってきた、というわけです。
けれども・・・ 「フランの横にユーロの値段をシールで貼るようにしたいんだよねえ〜 だから100枚ぐらい作ってねえ」だなんて、面倒くさい要求をされても困ります。。。 それなら最初からユーロとフランの二本立てのメニューを作りなおして今から使えばいいじゃんか。しかしレストランさんったら「いや、ユーロになったときに便乗して値上げするから今のメニューでなんとかしたい」んだそうな。どの店もやっぱりユーロになると値上げをするようになるのかな・・・ 恐ろしい世界だなあ。ということで、フランの横に見栄え良くユーロが並ぶように計算機片手にヒイヒイいいながら一日中行間の調整。どの国でもみんなヒイヒイ言いながらこんな作業が行われているのでしょうか? イタリアとかスペインとか絶対やってなさそう(偏見)で、来年になって大混乱しそうなんだけど・・・ とにかく寿司やのメニューはバラエティに富みすぎていて大変です。



7月 16日(月)
久しぶりに職場に行って、パソコン立ち上げて、作業に取りかかろうとしたら・・・ あらあら、すっかりさっぱり仕事の手順を忘れてしまっておりました。こりゃあ大変。仕事を教えて下さった方はバカンスでいらっしゃいません(その間の穴埋め要員として呼ばれた)。他に同じ仕事をしている人は一人もおらず、誰にも質問できない状況、困りましたなあ。とはいえ困っているだけじゃはじまらないので、 作業を一つするごとにセーブor取り消しと繰り返しながら以前の仕事を思い出します・・・ 10分で出来ることを約3時間もかけて、どうにかこうにか思い出せてきましたが、その頃にはすでに就業時間。うーん、なんにもできなかった・・・



7月 15日(日)
友人のルームメイトが中古Macをこっちで購入、しかしどんなに頑張ってもネットに繋がらない、、、ということでお伺いしてセットアップすることになりました。お宅は20区と11区の狭間にある閑静な住宅街。近くには素敵な区民プールもあり、建物も超高層マンションばっかり、おなじ市内でも全然違うもんなんですねえ。しみじみ。
んで、お昼をご馳走になりながらPowerBookをいじくってみたのですが・・・ 友人のパソでも、私が持ってきたパソでももちろんダイヤルアップ接続はできますので、電話回線には問題がない。ルームメイトの方の設定を私のパソコンにぶちこんでみたら難なく繋がる、ということで設定にも問題がない。けれどもPPPもFreePPPも・・・これだけが上手くいかない。 素人が考えるに内蔵モデムがぶっこわれてるみたいなのです、こりゃ可哀想に。ネット用に大金はたいて買ったパソコンで(こっちの日本語OS入りのパソコンのお値段は日本の中古相場の2倍以上)メールやネットができないんじゃ、意味がありません。売った人はモデムが壊れてるのを知りつつルームメイトさんにMacを売りつけたのでしょうか?だとしたらひどい話でございます。
こういうことがたびたび重なると、アノンスが信じられなくなっていきます。知らない人同士が高価なもの(車、不動産、パソコンなど)を売買するときは、日本だったら必ず中古車屋さんや不動産屋さんや中古パソコン屋さんが間に入ります。「面倒なことにならないですむ」からです(この頃はヤフオクとかあるから大分変わってきましたが)。しかしフランスでは「間に知らない誰かが入ると、後々面倒なことになるし、知らない誰かが無駄にお金を持っていってみんなが損をする」という理由で仲介業者はあまり利用されておりません。そういや家の近くに大きな中古PC屋があるのですが、いつ覗いてもあまり人は入っていないもんなあ。フランスに住む日本人社会もフランス寄りなので、もののやりとりは張り紙や情報誌頼り。便利で自由でいいとは思いますが、こういう事態が起きることをいつでも予想しておかねばならないのですね、何もかもが自己責任の国。。。難しいなあ。
んで、内蔵モデムを修理に出すのは面倒なので、PCスロットルにモデムカードを入れてそこからネットに接続することになりました。って、やったことないのだけど、、、 とりあえずFNACに行けば買えるよ、と言い残して帰宅。なんの役にも立たず、ただご飯とケーキを貰いにいってしまったようなもんです。はぁ。



7月 14日(土)
せっかくのバスチーユデイなのに朝から大雨っす。シャンゼリゼでは大統領や軍隊のパレードがあるというのにとにかく極寒、そんでもって寝冷え。昨日の震えは風邪の前兆だったのか。。。見物気分満々だったのに、腹痛のためテレビ観戦ということになりました、しょぼん。今年はスペインの騎兵隊がパレードに来てるそうで、しかしどこがスペインなんだかテレビでは分かりません。
午後からはシラクたんのロングインタビュー中継、もちろん何を言っているのか分かりません。日本が好きだったら少しぐらい日本語喋ってみやがれってんだ、ちくしょい、っとテレビに向かって叫んでみるのですが、、、、虚しい。
んで、夜は雨も止んで花火だったらしいのですが・・・ 寒くて外に出る気になりません。どうしてこんなに寒いのだろう、こないだまで暑かったのに・・・ もう夏は終わってしまったのかなあ。 んで、もう一回7月14日のお祭りやってくれないかなあ。



7月 13日(金)
平成20年のオリンピックは北京に決まりました。オリンピック対策のためでしょうか、今年に入って家の周りから驚くほど犬のフンが減って、気軽に歩けるようになっておったのです。が、これからまた増えていきそうな気配。なんだかなあ、その場だけ繕っておけばいいのかなあ。
来週からの打ち合わせのため勤め先へ。今回は一週間のバカンス代理要員。すっかり仕事を忘れてしまったのですが、大丈夫かなあ・・・ と心配しつつ帰宅しようとしたらもの凄い夕立、しょうがないので会社の図書コーナーで雨宿り。いろいろ漁っていたら日本では5000円もして買う気が起きなかった「雑誌づくりの決定的瞬間 堀内誠一の仕事」というのがありました、ぉぉ。堀内さんは勤め先が出してるタウン誌の初代ADさんです、そして私が小学生だった頃穴があくほど読み耽った「たくさんのふしぎ」という雑誌の名付け親さんでもあり、そのたくさんのふしぎやoliveやananやBRUTUSなどマガジンハウスの殆どの雑誌のロゴをデザインした人です、つまりすごいひと。自分が影響を受けたたものを作った方がいた場所のお手伝いを出来るなんて、偶然とは言え本当に素晴らしい事だと思います。こんなに偶然がプラスばかりに働いてよいのだろうか? あとでバチが当たらないだろうか? なんだか怖くてしょうがありません。本を読んでいてブルブル震えが来ています、寒い寒い。
そういやオリーブが復刊してCAPがアート・ディレクションを担当することになったようですが、なんじゃありゃ。ロゴだけオリーブのヤング版The GINZAじゃないですか。だったらわざわざオリーブという名前を名乗る必要があるのかしら?もっと別の雑誌を名乗ればよかったのに。。。



7月 12日(木)
早朝に電話。勤め先さんからで、本日夜に勤め先でフェットがあるよーとのこと、そんでもって来週からまた働いて欲しいとのこと。おおナイスタイミング、今日ベルギー行きのバス券を買おうとしていたところだよ、買わないでおいてよかった。ということで、来週一杯また働きます、しかし急ですなあ。
出がけに郵便ポストを開くと、なんと今頃になって労働許可証が送られてきてました、ただの紙切れなのに発行するのに一ヶ月もかかるなんて。そういや空港のお出迎えバイトをやる気満々だった頃、労働許可証を申請したのに結局送られてこなかったんだよなあ。そんでもって許可証待ちのあいだに、その職種についていろいろ知識蓄えすぎちゃって働く気が萎えちゃったことがあったんだよなあ。今となってはいい思い出。しかしほんとこっちのお役所仕事は腹が立ちます。
そして夜、会社の人と日頃からお世話になっているお客様たちと、明後日が14 jullietなのでそれにかこつけたお祭り。フランスの方が多かったので頑張ってお話に励みます。以前通っていた日仏交流カフェに来ていた人たちも沢山いらっしゃってました。料理やお酒を持ち寄り、老若男女で楽しくおしゃべり。ワインを5杯くらい飲んでいたおかげで今日は物怖じせずにお話することができました。つーか、酒がないと話せないなんて格好わるいなあ。。。



7月 11日(水)
もうすぐ日本に帰る友人のお宅にお別れ訪問。彼女は先日就職活動のために一時帰国していたため、台所には日本食がたっくさん。いかめしをご馳走になりました、まじうめえ、まじうめえ。むしゃむしゃいかめしをほおばってから、8区にあるチーズ屋さんにチーズ見物に。ここのおかみさんのチーズの目利きっぷりはもの凄いらしく世界中から彼女の選んだチーズを求めて客がやってくるそうです、日本でも伊勢丹にお店が出ているそうな。おかみさんとお話しして薦められるがままに「こってりしたカマンベール」を進めていただいて買ってみたのですが・・・ チーズ屋さんを出るまで気付かなかったのですがすごい・・・古漬けを悪化させた臭いがする・・・ くさいよう、くさいよう、ブルーチーズでもないのに気絶しそうな臭いがします。この世にこんな臭いカマンベールが存在するんだなあ。食べ切るのはもの凄く強いワインとか用意しなきゃ無理かと思われるぐらい。んで、臭いにのたうちまわりながらチーズ屋さんの近所にあるレストランでディナー。予約なしだと難しいと言われているお店なので、開店直後に飛び込んでなんとか席を確保、子牛をソテーしてオリーブソースをかけてみました、という料理を食べてみました。うぉう、まじうまいっすよ、まじうまいっすよ。本日は食べてばっかりの日です。

食後は歩いて16区まで屋敷探検。16区のパッシー近辺はエクトル・ギマールが作った建物が沢山あります。彼のデザインしたメトロの出入り口は今でもしっくりパリになじんでおりますし、そして16区の実際に今でも人が住んでいたりするからすごいよ。てくてく歩いていると突然新しい建物群に挟まれた形で出現する彼の建物、高級住宅地にぴったりですなあ。それにしてもこのまったく建物の構造と関係のないコテコテっぷり。「機能美」という便利な単語を全く思い出せない無駄っぷり。潔くていいですね、いつか2〜3年彼の作ったアパートに住んでみたいものです・・・どれどれ不動産屋は、と近所の不動産屋さんを覗いてみたらちょうどギマールのアパルトマンが売りに出されていました。3部屋で約2千万円! ちょっと高いけど、日本の物価から考えたら思いっきりお買い得ですね。ミリオネアで頑張れば手が届いてしまいそう、こりゃ勉強しておかなくちゃ。



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