ぶらり一人旅〜瑞西・仏蘭西編〜 前日&第一日 バーゼル


10:00に飛行機が成田から出発。ということは8:00には成田で手続きを済ませておかなくてはならない。家を5:30に出ないとその時間には間に合わない。なのに真夜中1:30になってもまだ荷造りも出来てない。だってパスポートがどっかいっちゃったんだもン。なんで無いんだろう。焦る焦るがとりあえず部屋の大掃除なんてはじめてしまう。落ち着け落ち着け、ってどうしようどうしようないよないよないよー。

AM3:30,ようやくパスポート発見。ガイドブックの「しおり」に使われてました。あはははは。もうめっちゃ焦ってたのでぐったり疲れた。仮眠

のつもりが熟睡。気がついたらAM5:10!!まだなんの支度もしてないのに! あと20分で出発だぁ。急げ急げ急がなくちゃ!と焦ってコンタクトを装着しようとしたら手が震えコンタクトがどっか行っちゃった!

どどどどどこどこどこどこ!?どんなに探しても見つからず、もう時刻はAM5:25分。やむなくメガネで渡欧ということに。度が合ってないメガネ。ダサダサメガネ。牛乳瓶メガネ。ロマンスの神様は我を見放したんだな。ギリギリで成田エクスプレスに乗り込み、取り敢えず髪の毛を梳かし眉毛ぐらい書こうと思いきや、化粧ポーチを入れ忘れたことに気付く。このまま眉毛なし子でスイスまで行けということか…

-自分へのなぐさめ-
まあ飛行機の中なんてね、どんな顔してても落ちたら真っ黒木偶人形なんですからね。いいんすよ、どうでも。っちゅーことで顔なんてどうでもいいんすよ。ロマンス?はぁ?言葉もできないのに生まれるわけないじゃん。エマニエル夫人並みのナイスバディがあるならともかく寝癖でアラレちゃんがなにを自意識過剰な。あほですわ。あほ。あほのたわごとですよ。

搭乗。KLMはエコノミーでも座席がゆったりしててくつろげそう。しかも窓際、いい気分。隣は在パリ30年という日本人ジャーナリスト夫妻。73歳(妻)と76歳(夫)のエレガンスカップルに仏蘭西の移住はじめの頃の苦労話等伺う。会話の端々からノーブル感が溢れてくる、ああいいなぁ。こういう歳の取り方してみたいのう。

機内映画はジャッキー・チェンとエディ・マーフィもどきのハリウッド映画「ラッシュアワー」うへぇ、テレビでも見る気のしない映画だわ。とりあえず日曜日に教会行ってればどんな悪人でもちょっぴりチャーミングに見えるらしい。ふざけんな。

そんなこんなでスキポール空港(アムステルダム)着。好き好きポール空港。さすがハブ空港、何でも揃って安くなってる、でも買わない、買えない。ところで、KLMの会社カラーはブルーなんすよ。機体もブルーだしスチュワーデスさんも飛行士さんも、機内グッズも何もかもブルーなんすな。業務用の車も屈強なアムステルダムの荒くれ男どもが身にまとう作業服もみんなブルー。ご機嫌な空港です。

そんで乗り継ぎ。アムス-バーゼル間の飛行機はプロペラ機だった。しかも座席A-001。一番乗りやん。やる気まんまんの客って感じ。なぜかA-002、B-001、B-002は空席。かつその後ろの席から満席っていうのはどういうことなんだ。なんか隔離されてるみたいでさみしいじゃない。

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●が人がいる席。○が空席。「も」は窓際一番前。

スチュワーデスさんが救命胴衣の説明をはじめる。お客さんに見えやすいようにC席の辺りで。なんだよ見えないじゃないかよ。すごくイヤミっぽく体を不自然にねじらせて、あたかもマニエリスム絵画の登場人物のごとくのポーズでスチュワーデスさんを見つめると、さりげなく2,3歩下がって私の見えやすいとこまで来てくれた。なんなんだ最初からその位置にいろよ、ぶう。

あっというまにバーゼル着。小さい空港、小さな街、小さなバス、全てがコンパクトにまとまっている。これがスイス第3の都市かぁ。ふうん。時刻は既にPM7:30、歩いてユースホステルへ向かう。日の高さから考えると日没はPM9:00頃かしら。それにしても人が少ない街だ。大通りを歩いてるのに全然人に会わない。人さらいに会っても誰も目撃してくれない。ちょっと不安になってきた。

が、あっという間YHに到着したので不安はどこかに行ってしまった。まぁ清潔!まぁ爽やか!まるでホテルのようではないですか。しかもフロントでトラム乗り放題券のプレゼントが。なんてことでしょ。涙がキラリ☆ 部屋に入る。奮発してシングル取っちゃったんだ(でも料金はユース値段)。足を踏み入れた途端叫び声、うわぁぁぁ、ホテルではないですか。この部屋でこの値段で一人寝などして良いのでしょうか、バチは当たらないのでしょうか、感涙にむせび泣き。邪道だとは思ったんだけど日本から予約入れてみるものだねぇ。

まだ日没まで時間があるので街の探検をすることにした。スイスっちゅー国はバリバリのプロテスタント国なので、法律で店の営業時間が決められてたりする。7:00過ぎると殆ど全ての店が閉まっちゃう、と本で読んだ。全くその通りだった。こんなに日が高いのに、こんなに爽やか日和なのに、なぜにバーゼルタウンはゴーストタウン?

幸いバーゼル駅(フランス、スイス合同駅)の構内はこの法律適用外で、PM10:00までスーパーが営業してた。夕飯たべよか、ということでリンゴと小さいチーズと水を買う。スーパーの中は面白い。やっぱりスイスということでピングーのシリアル、ピングーのチョコ、ピングーのジュースなどピングー尽くし。ピングー切手まであるんだぜ。でもやっぱり子供向け、大人は買ってないですな。まあそんなものか。

物価が高いと聞いてきたのだが、食料品に限っては日本より安めな感じ。いろいろ物色しているうちに時間はもうPM9:00。まだ慣れてない街ということで早めに宿に戻ることに。明日一日でどれだけのバーゼルのことを知れるかしら。とリンゴを囓りながら就寝(もちろん歯は磨きました)。

つづく



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