みうらじゅんが「スタジオパークからこんにちは」に出る!という情報を入手。これは行くしかないでしょ。午前中、忙しいフリして昼休みを無理矢理ずれ込ませてタイミング図ってスタジオパークへ。1時ちょい前に到着したとき、既に公開スタジオの中の席(スタジオパークの公開スタジオは防音ガラスの壁で仕切られている、生放送見学希望者は早い時間から並ぶと中で見ることができる)は満席。なんということだ。ちょっと甘く見ていた。ちえっ。
しょうがなくオープニングの「お出迎え」に参加しようと思いその「お出迎えロード」のいい位置をキープ。高見知佳、堀尾アナの近くの砂かぶり席は修学旅行生の指定席、私はその対面だ。本番ちょっと前にやってきた堀尾アナはかなりの暗黒キャラ。いたいけな女子中学生をテレビでは決して披露しない毒舌でいじってる。口はスマイルでも目が笑ってないんだ。高見知佳はそれを見て何にも言わない、毎日同じ事やってるんだろう。彼女たちは「これが東京の男のノリか」とでも思ったりするのかしらん。
本番が近づいてきた。ふと周りをみるとじじい、ばばあ、ばっかり。あとヨーロッパ風に言うと「神様から祝福された人」がめちゃめちゃいっぱいいる。みんなこれから何が始まるのか分かってないのに並んでいる。高見知佳を見て「木の実ナナだ」と言ってる人もいる。彼女は毎日こんな状況にさらされているのか。ちょっぴり知佳リスペクト。んで1時5分。高見知佳、堀尾アナ、2人ともすっかり仕事スマイル仕事口調で「俺のマイブーム(変な言葉だ)」について語り、先ほどいじってた中学生にも思いついて訊いてみたかのようのなインタビュー。中学生、一生の思い出ができてよかったね。
で、みうら先生がやってきた。修学旅行生、異様な盛り上がり。さっきまで知らないって言ってたじゃん!それならこっちも盛り上がらなきゃ。なのに私のいる側は先ほどから「神様から祝福された人」たちが奇声を発したり、老人どもは全然知らないゲストなのでモチベーション下がりまくりで歓迎ムード全くなし。一人で頑張って拍手する。テレビで見るのとまったく変わりなく、Tシャツも渋い生みうらじゅんは、高見知佳の昔のシングルレコード持参ネタで司会の2人の心をぐっと鷲掴みに成功!やったネ。
そして彼らは拍手の中をくぐり抜けて公開スタジオへ。小学生のお楽しみ会のような演出。ガラスの向こう側に入ってしまったけどまだまだ生みうらじゅんが続く。私の周りにいた人達は「一大イベント」が終わったのでとっとと見学コースへ行ってしまった。のでいまガラス見つめてるのは若いファンの人が多い。みうらじゅんを見つめる眼差しも、うっとりとした感じ。いい雰囲気だわ。
と思ってたら後ろのほうでがやがや始まった。ちょっとカチンと来て振り返ったら私の真後ろにFAX募集のお姉さんが立っていて原稿読み始めていた。モニター見たらちゃんと映ってるので、カメラに向かってニコニコしてみたり、カメラ目線で睨み付けたりいろいろしてみるのだが、思ったより時間が長くて途中で飽きてきてしまう。スタジオに目を移すと、つっこみ如来はもちろん、マイブーム年表、みうら関係の書籍等みうらグッズがいろいろカメラの映らないところに置いてある。デビュー作の載ってるガロもある。これは貴重な空間だわ。
トークが始まる。今日一番の収穫はみうらじゅんがサングラスをはずしたことでしょう。円らな瞳、その瞳を見て堀尾アナがやたら興奮してたのが謎。やたら安心してたのも謎。堀尾アナは今日滅茶苦茶上機嫌。堀尾アナの年代だったら薬丸的リアクション(自分的にはちょっと引いてるんだけど、一応話の分かる人のフリをするため「へぇ〜」とか「ほぉ〜」とか言ってみたりする)を起こすのが普通なのに、なんかノリノリ。なんなんでしょう?
と、また私の後ろが騒がしいので振り返る。今度は女の子が一人、みうらじゅんに話しかけるファン代表として選ばれていた。係りの人と綿密な打ち合わせをしている。ちょっぴり、いやかなり羨ましいぞ。そっちにも耳傾けてると、なんだかその係りの人もかなりの気合いの入れよう。どうやら今回この番組のスタッフ、このみうらじゅんブッキングにかなりの気合いを入れてる模様。司会からADさんまでみんなが一つになってる。いいねぇ、なんだか「旧き良き時代」って感じで。
仏像、怪獣、女装写真とマイブームの話題は尽きない、そして「大島渚」のVTR!ってこれは「TBSに電話→使用許可→VTR借り出し」っていう面倒くさい手順踏んでる訳ですよねぇ。月〜金の生放送という忙しい番組でたった30秒の為に、トークだけで済ませることも出来る話題であるというのにこの手間。こりゃ絶対熱狂的なファンがスタッフにいて、それだけでなく周り堀尾アナを含めて全員を洗脳したに違いない。そう考えると、先ほどの高見知佳のシングルにサインをもらうという「とんだハプニング」は、堀尾アナは嬉しくてたまんなかったのでしょうな。いいな、好きな人と仕事できるのって(と勝手に妄想で話を押し進める)。
話は濃密なまま進む。エロスクラップを除いて主要なマイブームはほぼ網羅し、そして句碑マニアのおじいちゃんの話、家出の話等かなり突っ込んだトーク、集めたいけど集めたくない物の話まで(パールだるまが苦手だそうな)、どの話題も丁度いい時間配分。そしてみうらじゅん初心者から通まで気を配ったインタビューの仕方。この放送はみうらじゅん入門、研究、すべてにおいてかなりの価値をもつことになると私は確信。いやぁ、いいもん見れてよかったなあ。
そして最後の記念撮影。みうらじゅん曰く「今日は高見知佳さんのサインをもらうこと、修学旅行生の間をくぐること、そしてこの記念撮影、とても楽しみにしてきたんです」ああうらやましい。わたしもその記念撮影に参加したかった。涎を垂らしながらその撮影風景を眺める。明らかに放送コードから外れた一人を除いてとても嬉しそう。放送コードを外れている読売巨人軍の帽子を被った若いんだか老人なんだかわかんない人も嬉しそう、というか生まれつき嬉しそう。この人は右端にいたのだけれどカメラの人が切ろうと思えば切れる位置に立っていた。全国の人は彼の存在を知ることが出来たのかしら。
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